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季刊誌「せおと」-fileNo.001-○○さんが言ったから△△した

fileNo.001○○さんが言ったから△△した

『如是我聞(にょぜがもん)の心』

仏教のいくつかの経典は、必ず「如是我聞」あるいは「我聞如是」から始まります。
どちらもほぼ同じ意味で、平たく言えば「私はこのように聞いております。」ということです。
経典が誕生する歴史【釈迦の死後400年前後から書かれたという】を考えれば、そういう書き出しで始まってもおかしくはない気もします。
しかし、私はもう一面の解釈が気に入っています。
それは、経典を編纂した人(達)の主体的な心情のところです。
お釈迦さまが「こう言われた」ではなく、(お釈迦さまがこう言われたと)私は「聞いた」と、全責任を自分で引受けて立つ稟とした姿に感動します。
日常の生活に置き換えて考えてくだされば、すぐ分ることですが、自分の行動を正当化したくて「○○さんがこう言ったから△△した」「社会の制度が悪いからこうなった」式の責任回避が多い気がする世の中です。
「聞いた」は自分の責任、「言った」は他人の責任だと表明している言葉なのです。私は「如是我聞」と自分の責任の引受けに方に惹かれます。
社会(外側)の不条理さに、目くじら立てて怒らなければならないことも、あるにはあるのでしょうが、外的条件をどう受け止めて生きていくのか、その人の主体性が問われるところではないかと思うのです。
私の人生を私に代って生きてくれる人はいません。
泣きながらでも、怨みながらでも、自分で自分の人生を生きていくのでしょう。
「如是我聞」は自分で自分を引受けて生きる、主体的な人への応援歌のようにも聞こえます。

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